designer /Rut Bryk
Product /SEITA PMK Finland
Tablecloth /napkin ×6
Made in Finland 1960s
size Tablecloth 140/140 napkin 34/34
タグ無し　箱付き　デッドストック

1930年代、PMKというフィンランド綿工場の販社が設立され、テキスタイルに参入します。その後PMKの広告キャンペーンは雑誌、店のショーウインドウなど様々なところで見られました。

一見シンプルな平織りですが、たて糸、よこ糸、それに加えて斜めに走る生地のディテール…といった細かい部分までもデザインされることによってリバーシブルでニュアンスのある生地に仕上がった、マニアックな逸品。他と同じくレーヨン素材を混ぜることで、生地の艶感がありとてもコットンとは思えない質感でよく見るとネップが見られることも、ストイックになりすぎない表情としてとても秀逸です。


彼女が手がけたテキスタイル・プロダクト"SEITA"シリーズ。
1960年代の希少なテキスタイル・プロダクトです。

【Rut Bryk/ルート・ブリュック】
フィンランドを代表するセラミックアーティスト（1916-1999年）
公共施設の壁画レリーフから小さな作品まで多くのセラミック作品を残しています。
フィンランドでは彼女の回顧展なども開かれています。
彼女の夫はデザイナーのTapio Wirkkalaタピオ・ウィルッカラとして知られています。
ヘルシンキ中央美術工芸学校を卒業、テキスタイルデザインを手がけた後に42年にアラビア社のアートデパートメント（美術部門）に入り、陶芸と出会い彼女の才能が発揮されました。ミラノ・トリエンナーレ1951年グランプリ受賞、54年特別賞を受賞。